更新日:2024年6月18日

【北九州市の土地活用】
街の特徴とおすすめの土地活用法5選を解説!
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【北九州市の土地活用】街の特徴とおすすめの土地活用法5選を解説!

四大工業地帯のひとつである北九州市は、古くから工業で発展してきた都市です。人口も多く、商業発展性も高いことから、土地活用に適した街と言えます。
中心部である小倉駅は山陽新幹線と九州新幹線の両方を使うことができ、交通の要衝となっています。
北九州市では、いったいどのような土地活用がおすすめなのでしょうか。
この記事では「北九州市の土地活用」について解説します。

北九州市の特徴

北九州市の人口は、2023年1月1日時点で922,762人です。
北九州市が政令指定都市に移行した歴史は古く、1963年(昭和38年)となっています。
福岡市が政令指定都市に移行したのが1972年ですので、かなり早い段階から政令指定都市になったと言えます。
政令指定都市としての歴史が長いことから、北九州市が政令指定都市であることの認知度は非常に高いです。
北九州市が大きく発展してきた理由は、1901年(明治34年)に八幡製鐵所ができたことによります。中国大陸に近かったことから鉄鉱石を輸入しやすく、また筑豊炭田の豊富な石炭を利用しやすかったことも重化学工業が発展する要因となりました。
北九州市の発展は周辺の市区町村にも波及しており、例えばお隣の山口県下関市は県庁所在地である山口市よりも商業繁華性が高くなっています。
山口県の西部の人は、小郡駅から新幹線に乗って小倉駅まで買い物に行くこともあり、北九州市は広域的な商圏を形成しています。
九州の玄関口に位置する北九州市は、本州にも影響を及ぼす経済圏となっているのです。

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北九州市の土地活用の可能性

北九州市の土地活用の可能性

北九州市で土地活用を行うのであれば、オフィス等の事業系よりも賃貸マンションやアパートといった居住系の方が望ましいと言えます。
北九州市ではオフィスの賃貸需要は弱まっており、中心市街地ではオフィスや商業施設の跡地に賃貸マンションが建つ事例が散見されています。
また、全国的にも、事業系の賃貸需要は弱まり、居住系の賃貸需要が強まっていく方向にあるため、これから土地活用を行う場合には居住系の土地活用がおすすめです。

北九州市でおすすめの土地活用法 5選!

北九州市でおすすめの土地活用について解説します。

【1】小倉駅周辺ならワンルーム賃貸マンション経営

小倉駅周辺は北九州市の中心市街地であり、企業や商業施設が集積しています。
働く場所が多い小倉駅周辺では、社会人の単身者向けのワンルーム賃貸マンション経営が適しています。
ワンルーム賃貸マンション経営の場合、若い世代のニーズに合った仕様にすることが望ましいです。例えば「高速インターネット無料」や「エントランスのオートロック」、「宅配ボックス」等が社会人単身者のニーズが高い仕様となります。
その他としては、「独立洗面台」のニーズも強いです。ワンルームは専有面積が狭いため、独立洗面台が設けられていない物件も多くなっています。
独立洗面台は物件の差別化ポイントになりますので、これからワンルーム賃貸マンションを建てる場合には、導入することをおすすめします。

【2】小倉駅の周辺部なら単身者向け広めの1LDK

北九州市内では、小倉駅から数駅離れた周辺部にも単身者の賃貸需要が存在します。
ただし、周辺部では「部屋の広さ」と「家賃の安さ」を求めている人が多くなります。
そのため、小倉駅周辺部でワンルームのような狭い間取りの物件を建ててしまうと、かえって苦戦してしまうことがあります。
そこで、小倉駅周辺部で単身者向けの賃貸物件を建てるなら、広めの1LDKの間取りがおすすめです。
広さとしては、40~50㎡程度あると良いと言えます。
広めの1LDKは、単身者だけではなくDINKs(子供のいない共働き夫婦世帯のこと)のニーズも捉えることができます。

【3】ファミリータイプの賃貸住宅なら共働き向けIoT賃貸住宅
経営

ファミリータイプの賃貸住宅を建てるのであれば、共働き向けIoT賃貸住宅がおすすめです。
一般的に、賃貸経営は家族世帯を狙ったファミリータイプよりも単身者を狙ったワンルームの方が有利とされています。
理由としては、ファミリータイプよりもワンルームの方が賃料単価も高いからです。
しかしながら、ファミリータイプでも共働き世帯は増加傾向にあるため、共働き世帯をターゲットとした賃貸住宅は将来性が高いです。
北九州市では、共働き世帯の割合が2015年では41.7%であったのに対し、2022年では46.8%となっています。
共働き世帯は、今後もますます増える見込みです。
IoT賃貸住宅とは、インターネット回線を通じて住宅設備を繋ぎ、居住の快適性の向上を目指した賃貸住宅を指します。
IoTは「Internet of Things」の略であり「インターネット回線を通じてモノ(Things)を繋ぐ」という意味です。
スマホを使って外出先からエアコンや給湯、照明を操作することができるため、不在時間が多くなりがちな共働き世帯にとって快適で住みやすい住宅となっています。
IoT賃貸住宅で対象となっている設備には、エアコンや宅配管理、バスの給湯、玄関の電気錠、照明、インターフォン、ネットワークカメラ、シャッター等の様々なものがあります。

【4】幹線道路沿いならロードサイド型貸店舗経営

幹線道路沿いならロードサイド型の貸店舗経営が選択肢のひとつです。トラックがゆったりと駐車できる広い土地であれば、コンビニの一棟貸しも考えられます。
条件の良い土地であれば、事業用定期借地権による土地活用をできることもあります。
事業用定期借地権とは、事業用(居住用以外)の建物の所有を目的とした人に土地だけを貸す契約であるため、オーナー様は低いリスクで土地活用を行うことができます。

【5】サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅とは、安否確認と生活相談の福祉サービスを提供する住宅を指します。
サービス付き高齢者向け住宅は、介護事業者に一棟貸しを行う土地活用です。収益が安定しており、手間もほとんどかからないという特徴があります。
北九州市に限らず全国の政令指定都市で、今後は高齢者世帯が急速に増えることが懸念されています。
将来性を踏まえると、高齢者をターゲットとした土地活用は手堅い選択肢と言えます。


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以上、北九州市の土地活用について解説してきました。
交通の要衝である小倉駅を抱える北九州市は、人口も多く、土地活用に適した都市です。
北九州市で土地活用を行うには、事業系よりも居住系を優先的に検討することが望ましいと言えます。
北九州市でおすすめの土地活用として「小倉駅周辺ならワンルーム賃貸マンション経営」や「ファミリータイプなら共働き向けIoT賃貸住宅経営」等がありました。
北九州市で土地活用を行う際の参考にしていただければと思います。

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