公開日:2024年5月24日

広すぎる土地の活用 アイデア8選 - ホームメイト

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広すぎる土地の活用 アイデア8選

土地を所有する方の中には、土地の面積が広すぎて活用方法に苦慮されており、何か良いアイデアはないかとお考えの方もいらっしゃるかと思います。広すぎる土地は、広いがゆえに借り手が限られる、賃貸建物を建てるにしても建築費が高額になるといったデメリットが存在します。
しかし、広い土地は、広いなりの活用の仕方があります。
この記事では、広すぎる土地の活用方法について、アイデアを8つご紹介します。広すぎる土地の活用に悩まれている方の参考にしていただければ幸いです。

広い土地の多くは「郊外」に存在する

広い土地の多くは「郊外」に存在しますので、郊外で広い土地をご所有の場合を想定した土地活用のアイデアをご紹介します。
ちなみに「郊外」とは、都市に隣接した地域、あるいは市街地周辺の地域のことを指し、さらに郊外は「住宅地」と「ロードサイド」に分けられます。
両者では土地活用の方法が異なりますので「郊外の住宅地」、「郊外のロードサイド」に分けて、土地活用アイデアをご紹介します。

《 広すぎる土地の活用アイデア8選 》
広すぎる土地の活用アイデア8選

「郊外の住宅地」で広い土地をご所有の場合

【1】アパートや賃貸マンションを複数棟、建てる

「郊外の住宅地」で広い土地をご所有の場合は、アパートや賃貸マンションを複数棟、建てる土地活用がおすすめです。
ひとつの敷地に、同じデザインのアパートや賃貸マンションを複数棟、並べて建てることで、賃貸物件としての存在感が増し、付加価値を高めることができます。
また、広い敷地を利用して入居者様専用のコミュニティコーナーを設置したり、プレイロット(幼児を対象とした小さな遊び場)やプロムナード(散歩道)などを設置したりすることで、より付加価値を高めることができます。(下記イメージパース参照)

アパート、賃貸マンションを連続して建てる例

▲賃貸マンション、アパートを連続して建てる例

入居者様のコミュニティコーナー

▲入居者様のコミュニティコーナー

【2】アパートを複数棟、建てる

「郊外の住宅地」で広い土地をご所有の場合は、2階建てのアパートを複数棟、建てる土地活用は、実際に多く見られます。
2階建てのアパートは、エレベーターやエントランスホールを設ける必要がない分、賃貸マンションに比べて建築コストが下がるため、収支が良くなります。
そのため、敷地に余裕がある場合は、2階建てのアパートを連続して建てる土地活用が選択されるケースはよく見られます。
前述の【1】と同様、同じデザインのアパートを複数棟、並べて建てることで、賃貸物件としての存在感が増し、アパートの付加価値を高めることができます。

2階建てのアパートを連続して建てた例

▲2階建てのアパートを連続して建てた例

【3】戸建て賃貸住宅を複数棟、建てる

郊外の住宅地であれば、戸建て賃貸住宅を複数棟、建てるという方法もあります。
戸建て賃貸住宅は、隣戸に気兼ねすることなく、伸び伸びと子育てをしたいと考えるファミリー層から一定のニーズがあります。
戸建て賃貸住宅経営は、一戸建て住宅を貸し出すため、入居率が「0」か「100」となる空室リスクが存在しますが、戸建て住宅を複数棟、建てることで、空室リスクを軽減することができます。
なお、戸建て賃貸住宅の需要はファミリー層に限定されるため、戸数を建てすぎないよう注意する必要があります。

「郊外のロードサイド」で広い土地をご所有の場合

【4】貸店舗付き賃貸マンション経営

郊外のロードサイド(交通量の多い道路沿い)では、商業向けのテナント需要が見込めるため、貸店舗付き賃貸マンション経営がおすすめになります。
貸店舗付き賃貸マンション経営とは、1階部分を貸店舗、2階以上を賃貸マンションとして貸し出す建物で、1階の貸店舗は高収益を生み、2階以上の賃貸マンションは高い節税効果を生みます。
例えば、1階に床面積60坪以上の店舗区画を設け、広い駐車場を確保できるようであれば、コンビニの誘致が可能です。
コンビニであれば、2階以上に住む賃貸マンションの入居者様にとっても喜ばれるため、付加価値が高まります。
注意点は、貸店舗の需要をしっかり調査し適正な賃料を設定すること、店舗のお客様とマンションの入居者様の入り口動線を分けること、駐車場も店舗来客用と入居者様用で区分けする、店舗区画は柱の少ない構造とする(重量鉄骨造、RC造を推奨)などが挙げられます。

郊外型の貸店舗付き賃貸マンションの例

▲郊外型の貸店舗付き賃貸マンションの例

【5】事業用定期借地権

商業用のテナント需要が見込める郊外の立地であれば、事業用定期借地権を利用した土地活用がおすすめです。
事業用定期借地権とは「事業の用に供する建物の所有を目的とした定期借地権」のことで、契約の更新がない借地権であるため、契約期間が満了すれば土地が確実に戻ってくることから、オーナー様は安心して土地を貸し出すことができます。
また、建物は借主であるテナントが費用を負担して建てるため、オーナー様は投資金額が不要。そのため非常に高い収益が見込めます。
テナントの候補としては、郊外型のドラッグストアや家電量販店、コンビニなどが挙げられ、商業需要が見込める好立地と広い敷地面積が必要になります。
先にテナントを見つけてから、借地契約を結び、事業を始めます。

【6】コンビニなどへの一棟貸し

郊外で広い土地であれば、コンビニなどへ一棟貸しする貸店舗経営もおすすめです。
高い収益性が見込めるほか、建物管理の手間もほぼ必要ありません。
ポイントは広い駐車スペースが取れることと、車の出入りがしやすい地形(間口が広く高低差が少ない土地)であることの2点。
先に借り手となるテナントを見つけてから、建築計画を進める点もポイントです。

【7】駐車場経営による土地活用

郊外で広い土地の場合、駐車場経営という土地活用も選択肢のひとつです。
駐車場経営は「コインパーキング方式(時間貸し)」と「月極方式(月貸し)」の2種類がありますが、郊外の場合は後者の「月極方式(月貸し)」が主流となります。
駐車場経営は投資金額が少なく済みますが、節税効果はなく、収益性も劣ります。
事業の撤退が容易にできることから、土地活用を暫定的に行いたい場合に向いています。例えば、敷地の半分にアパートを建て半分を月極駐車場として経営を開始し、アパート経営が順調でさらなる入居需要が見込めるようであれば駐車場経営を畳んでアパートを建てる、という方法が考えられます。

【8】土地の一部を売却して、土地活用

広い土地の一部を売却し現金を得て、その資金で賃貸建物を建てて、無借金による賃貸経営を始める方法もあります。
土地の面積は狭くなりますが、無借金の賃貸経営のため返済リスクはゼロであり、いきなり高収益の賃貸経営が実現できます。
なお、土地を売却する際は不動産会社に支払う仲介手数料のほか、登記費用、土地の譲渡所得税などのコストがかかり、その分資産価値が目減りすることになります。

広すぎる土地の活用のご相談は、
東建コーポレーションまでご相談ください

以上、広すぎる土地の活用アイデアについて「郊外の住宅地」と「郊外のロードサイド」に分けてご紹介しました。
「郊外の住宅地」では、アパートや賃貸マンションを複数棟、建てる方法をお伝えしました。
「郊外のロードサイド」では、貸店舗付き賃貸マンション経営や事業用定期借地権、コンビニなどへの一棟貸しなどをご紹介しました。
郊外で広い土地をご所有のオーナー様の参考になれば幸いです。

東建コーポレーションでは、これまでたくさんの土地所有者様から土地の有効活用に関するご相談を承り土地活用のお手伝いをしてまいりました。
建築設計を専門とする「建築技術部」、賃貸仲介と管理を専門とする「仲介管理部」、土地活用のコンサルティングを専門とする「営業開発部」の三部が一体となって、一気通貫でオーナー様の土地活用を成功へと導きます。
土地活用をご検討の際はぜひ東建コーポレーションまでご相談ください。

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