公開日:2024年3月21日

【千葉市の土地活用】
街の特徴とおすすめの土地活用法5選を解説!
- ホームメイト

  • 文字サイズ
【千葉市の土地活用】街の特徴とおすすめの土地活用法5選を解説!

千葉県最大の都市である千葉市は、土地活用に適した街です。
千葉市は首都圏内の他の政令指定都市と比べると拠点性(※)の高い街であり、底堅い賃貸需要が存在します。

※人の集まりやすさ

千葉市で土地活用を行うには、具体的にどのようなものがおすすめなのでしょうか。

この記事では、「千葉市の土地活用」について解説します。

千葉市の特徴

千葉市は1992年に政令指定都市に移行した街です。
2023年10月1日時点の人口は、979,532人となっています。
千葉市は、戦後、川崎製鉄の製鉄工場ができたことで大きく発展しました。市内に核となる産業があったことで人口が増え、市町村合併が行われることもなく、単独で政令指定都市へと移行しています。
首都圏の中には、横浜市やさいたま市といった東京の衛星都市が存在しますが、千葉市がこれらの衛星都市と異なる点として、昼夜人口比率が高いということが挙げられます。
昼夜間人口比率とは、昼間と夜間の人口比率のことを指し、100を下回っていると夜間の方が人口は多いという意味になります。
2020年時点における昼夜間人口比率は千葉市が98.1、横浜市が92.5、さいたま市が92.9です。
この数字の意味するところは、千葉市は横浜市やさいたま市と比べると、東京のベッドタウンとしての性格は少なく、拠点性が高い街と言えます。
千葉市から都内に通勤している人は2割程度しかおらず、8割程度の人が千葉市内に勤務しています。
また、周辺市区町村からも千葉市へ通勤している人が多いため、昼夜間人口比率は98.1という結果になっています。
千葉市で土地活用を行う際は、東京勤務の人をターゲットとするのではなく、千葉市内勤務の人をターゲットとする方が適切と言えます。

千葉
千葉市
ホームメイト・リサーチ「生活施設地図」は、千葉市6区の地図から、様々な地域情報を調べることができます。

千葉市の土地活用の可能性

千葉市の土地活用の可能性

千葉市内で土地活用を行うなら、オフィスビルのような事業系よりもアパート経営や賃貸マンション経営のような住居系の方が望ましいと言えます。理由としては、千葉市内ではオフィスよりも賃貸住宅の方が賃貸需要は強いからです。
千葉市は東京から近いため、東京の会社の営業エリア内となります。
わざわざ支店を置く距離ではないことから、大企業の千葉支店はほとんどありません。
一方で、千葉市では、「千葉市内に住んで、千葉市内で働く」いわゆる「職住近接の生活」をしている人が多いです。
中心市街地の住宅需要は強く、近年ではオフィスビルや商業施設の跡地がタワーマンションとなる事例が見られます。
また、千葉市内だけでなく周辺の市原市や東金市、八街市といった自治体からも人が流入してくる現象が続いており、千葉市の住宅需要は強いです。今後もオフィス需要より住宅需要の方が上回る現象が続くと予想されることから、千葉市内の土地活用は住居系を選択することが手堅いと言えます。

千葉市でおすすめの土地活用法 5選!

千葉市でおすすめの土地活用について解説します。

【1】千葉駅周辺ならワンルーム賃貸マンション経営

千葉市は政令指定都市かつ県庁所在地でもあり、市内には千葉県庁や千葉県警本部といった県の機関、裁判所や国立病院といった国の機関が集積しています。
千葉駅周辺には地方銀行の本店や大型商業施設等もあり、働く場所が多いです。
そのため、千葉駅周辺の土地であれば、社会人の単身者向けのワンルーム賃貸マンションがおすすめです。
社会人の単身者は、物件を選定する上でオートロックやカラーモニター付きインターフォン、防犯カメラ等のセキュリティーを重視する傾向があります。
また、宅配ボックスや高速インターネット環境、24時間利用可能ゴミ置き場もニーズの強い設備です。
社会人の単身者をターゲットとする場合には、これらの設備を取り入れることが望ましいと言えます。

【2】千葉駅近郊の周辺部なら単身者向けやや広めの1LDKアパート経営

千葉市内では、千葉駅から数駅離れた場所でも社会人の単身者の賃貸需要が存在するため、単身向けのアパート経営がおすすめです。
千葉駅から離れた場所で物件を探す人は、「部屋の広さ」と「家賃の安さ」を求めている人が多いです。
そのため、1Kのような狭い間取りにしてしまうと需要を捉えにくくなることから、周辺部では1LDKのようなやや広めの単身向けの間取りとすることをおすすめします。
1Kのような狭い間取りでは、独立洗面台がないことに不満を感じている人が多いです。
独立洗面台がないと、脱衣所がないことから廊下で着替えて風呂に入ることになります。
これが友人や家族を泊めにくい要因となっており、独立洗面台がない間取りは敬遠されることも多いです。
1LDKのような広めの間取りとする場合には、必ず独立洗面台を設け、1Kと差別化することが望まれます。

【3】ファミリータイプなら共働き向けIoT賃貸住宅

ファミリータイプなら共働き向けIoT賃貸住宅がおすすめです。
IoT賃貸住宅は、スマホと住宅設備をインターネットで繋ぎ、住宅設備の遠隔操作を実現して家事の負担を軽くしてくれる賃貸住宅のことです。
IoTは「Internet of Things」の略であり、「インターネット回線を通じてモノ(Things)を繋ぐ」という意味になります。
近年は、全国的に共働き世帯が増えています。
増加傾向にある共働き世帯をターゲットにしたIoT賃貸住宅は、将来性の高い土地活用です。

【4】おゆみ野・あすみが丘なら戸建て賃貸経営

緑区には、「おゆみ野」や「あすみが丘」といった、区画が整然とした戸建て住宅街が広大に広がっています。
おゆみ野やあすみが丘は綺麗な街で住環境も整っていることから、市外から引っ越してくる人も多くいます。
このため、おゆみ野やあすみが丘を選ぶ人は、アパートよりも戸建て住宅に住みたいと思っている人が多いと考えられ、賃貸経営なら戸建て賃貸住宅経営がおすすめと言えます。
なお、建物の延床面積は、80㎡程度に留めておくと家賃が高くなり過ぎないため、貸しやすくなります。

【5】サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅とは、安否確認と生活相談の福祉サービスを提供する賃貸住宅のことです。
千葉市だけでなく、全国の政令指定都市で今後、高齢者の人数が一気に増えることが懸念されています。
そのため、高齢者をターゲットとしたサービス付き高齢者向け住宅は、将来性の高い土地活用と言えます。
サービス付き高齢者向け住宅は、介護事業者に建物を一棟貸しする形式の土地活用であり、安定収益が期待できます。


ホームメイト介護
ホームメイト介護は、老人ホーム・サ高住・グループホームなどの高齢者施設や介護施設を全国から検索できる専門サイトです。

千葉市で土地活用をお考えの方は、
東建コーポレーションまでご相談ください

以上、千葉市の土地活用について解説してきました。
政令指定都市かつ県庁所在地である千葉市は、土地活用に適した街です。
千葉市で土地活用をするなら、事業系よりも住居系の方が望ましいと言えます。
千葉市でおすすめの土地活用には、「千葉駅近郊ならワンルーム賃貸マンション経営」「周辺部なら単身者向け広めの1LDKアパート経営」「ファミリータイプなら共働き向けIoT賃貸住宅」等がありました。
千葉市で土地活用をする際の参考にしていただけると幸いです。

土地活用に関するご相談はこちら

↑PAGE TOP

土地活用をご検討中の方へ

土地活用に関するご相談を「メール」で受付ております。